メーカーコード9桁化
既にJANメーカーコードを取得している企業の対応
JANメーカーコード9桁化(国コード2桁含む)実施について既に7桁(国コード2桁を含む)の商品メーカーコードを取得、利用している企業については、現在使用している7桁のメーカーコードが継続使用でき、アイテムコードの桁数の変更も必要ありません。
現在のJANコードの体系
M1 M2 M3 M4 M5 M6 M7 | I1 I2 I3 I4 I5 | C/D |
---|---|---|
商品メーカーコード(7桁) M1,M2は国コード「49」または「45」 |
商品アイテムコード(5桁) | チェックデジット(1桁) |
JANメーカーコードの9桁化(国コード2桁含む)
2001年1月から割り当てられる新規申請企業のJANコードの体系
M1 M2 M3 M4 M5 M6 M7 | I1 I2 I3 | C/D |
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商品メーカーコード(7桁) M1 M2は国コードの「45」2桁を含む |
商品アイテムコード(3桁) | チェックデジット(1桁) |
- (1)実施時期 2001年1月
2001年(平成13年)1月よりJANメーカーコードの9桁化を実施します。 - (2)9桁メーカーコードの割り当て対象2001年1月新規申請分より2001年1月以降、新規に申請された方が対象となります。
- (3)9桁メーカーコードの割り当てエリア456000000以降JANコードの先頭の3桁が「456~459」のエリアを9桁のメーカーコードの割り当て領域とします。
したがって、JANコードの先頭の3桁(国コード2桁+1桁)によって、7桁のメーカーコードか9桁のメーカーコードかを識別することができます。7桁のメーカーコードと9桁のメーカーコードが同一のエリアに混在することはありません。 - (4)9桁メーカーコードの割り当て方法500アイテムを越えた場合複数メーカーコードの割り当て9桁のメーカーコードの割り当て方法では、アイテムコードが3桁になりますが申請時から3年間のアイテムコードの使用状況に応じて複数メーカーコード(500アイテム以上の場合)を割り当てます。
- (5)登録時5万アイテム以上の場合7桁メーカーコードを割り当てます2001年1月以降であっても、登録時にアイテムコードが5万アイテムを越える場合については状況が確認できる資料の提出により、これまでと同じ7桁メーカーコードを割り当てることとします。
メーカーコード9桁化導入の背景
EANコード(わが国ではJANコード)を管理している国際EAN協会は、各国のコードセンターに対し、商品メーカコードと商品アイテムコードの使い方について、2001年1月までにメーカーコードを9桁(国コード2桁を含む)に変更するよう勧告しています。
国際EAN協会がコード体系の見直し変更を決議した背景は、
- (1)世界レベル(現在のEAN加盟国数は88カ国)に普及したEANコード(わが国はJANコード)を将来にわたり13桁で維持していくこと。
- (2)EANへの加盟国が増加の一途をたどることを背景に、限られたメーカーコードを有効に利用しなければならないこと などが指摘されています。
これまで7桁の商品メーカーコードを割り当てられている企業は5桁の商品アイテムコードが利用できるため、最大10万アイテムまでのソースマーギングが可能ですが、当センターの調査によると実際のソースマーキングの実施状況は数十から数百アイテムに対して行っている企業が多いことが判明しました。
この状況を踏まえて、わが国も国際EAN協会の取り決めにしたがい、2001年1月からJANコードの割り当て方法を変更します。
なお、今後導入される9桁の商品メーカーコードの登録方法や運用ルールなど詳細事項については、具体的な内容が決定次第、逐次公表して参ります。