JAN・ITF付番ガイドライン

基本ルール

(1) JANコードは小売店POSレジを通る基本最小販売単位に付番する
(2) ITFコードは集合包装単位に付番する。

具体例

野球ボール
ソフトボール
ホイッスル
スポーツコード
テーピング
*最小販売単位を1個とする*
JANをボール包装に付番する。
JANが付番出来ない場合は、内装箱に商品タグを挿入する。
ITFは内箱(6・12個入り)に付番する。
ITFは外箱(60・120個入り)に付番する。
テニスボール *最小販売単位を1缶(2・3・4個入り)・1袋(2球入り)とする
JANを缶・袋に付番する。
ITFは内箱(6袋)に付番する。
ITFは外箱(30缶・60袋)に付番する。
シャトルコック
*最小販売単位を1筒とする*
JANを筒(3・6・12個入り)に付番する。
ITFは内箱(5・10ダース等)に付番する。
ITFは外箱(50ダース等)に付番する。
ピン球 *最小販売単位を1包装(3・12球入り)とする*
JANを包装(3・12球入り)に付番する。
ITFは内箱(1・5・10ダース等)に付番する。
ITFは外箱(120ダース等)に付番する。
サポーター
卓球ラバー
保護シート
*最小販売単位を1個とする*
JANを1個に付番する。
ITFは内箱(6・12個入り)に付番する。
カラーボール *最小販売単位を1個とする*
JANを1個に付番する。
ITFは内箱(12個入り)に付番する。
※カラー込み1ダースなどアソートした単位で販売する場合、JANコードはその単位で付番する。

JAN・ITFの付番例

JAN・ITFの付番例
  ITF(14桁) JAN(13桁)
外箱(9ケ入×4) 149 12345 11111 C  
内箱(9ケ入) 249 12345 11111 C  
単品   49 12345 11111 C

ITFコードの作り方

段ボール箱(集合包装)の中に入る商品のJANコードが、ITFコードの基になる。まず、中に入る商品のJANコードのチェックデジット1桁を外し、12桁にする。次に、国コード49(または45)の前にインジケータ1桁(1~8の範囲で設定)を付けて13桁にする。最後に、この13桁についてチェックデジット1桁を計算し14桁とする。インジケータ1桁は、各企業にて決定して下さい。

ITF印刷のサイズ

ITF-14のサイズについて、基本寸法は下記の通り。(単位 mm)

ITF印刷のサイズ

横幅のみ、0.625倍~1.0倍の範囲で縮小可能。(拡大は不可)できる限り基本寸法で表示することを推奨。

ITF印刷の位置

原則4側面に表示(難しい場合、少なくとも長手2側面へ表示)

ITF印刷の位置

ITF印刷の色

バーコードの読取り精度は、バーとスペースのコントラストが大きいほど確保されやすい。最もコントラストをつけやすい黒色で印刷することを推奨。
詳しくはGS1 JapanのHPを参照してください。
https://www.gs1jp.org/code/jan/itf.html